Over the Rainbow 〜7色の架け橋〜

立和田 環(Tamaki Tachiwada)

株式会社ヒューマンクリエイティブアカデミー代表
外資系企業においてマーケティングコンサルタントを経験後、イメージコンサルタントとして活動。『人と色』との関わりを数年にわたって探求し、『オーラソーマ』と出会う。
その後、イギリスオーラソーマアカデミー公認講師として10年以上に渉り全国のオーラソーマ・プラクティショナー(開業セラピスト)の育成に携わり、現在は、マイク・ブース学長の代理として、日本におけるオーラソーマ・ティーチャートレーニングLevel 1コースを教える講師でもある。
また、アメリカにて『神経言語プログラミング(NLP)』トレーナーの資格取得。

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My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅧ.

2019 年 7 月 16 日


My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅧ.
§ 初めてのLevel 1コースに繋がるまで ③ §

以前ブログにも書きましたが、日頃は、のんびりとした性格で、面倒なことはすぐ先延ばしにしてしまい、期限があるとやっとエンジンが掛かるという子供の頃からの習性があり、それでもラストスパートの集中力で、今まで問題なくクリアをしてきたため、「いつもいざとなれば、どうにかなる。」という、一見余裕のようにも聞こえますが、結局は、自分自身へ言い訳をして、実際は、自分の為の、そして期限がないものに対して、逃げていたのかもしれません。

つまり、私がオーラソーマティーチャーとしてスタートすることができたのは、私にとってこの最も私を制限していたものから出ざるを得なかったことにあるかもしれません。

まず最大のポイントは、「私を招待してくれたオーガナイザーの方が、私に期限を決めてくれたこと。」でした。しかもその期限は、私のためのものではなかったことです。誰が私を必要としている。しかもそれは、私がやる必要のあること。
この2つの条件が揃うと、「私は自分の責任を、自分のベストを尽くして、最大限に果たしたくなる。」そして、私の中のスイッチが一旦「ON」になると、かなりの集中力が出るようです。しかも、そのハードルが高ければ、高いほどチャレンジしてみなくなるようです。

当時、このレベル1コースに挑戦することは、私にとってはまだ十分確立されていない未知のものへの挑戦のように思いました。もちろん何度か再受講をしていましたので、大筋のことは理解していたと思います。ただオーラソーマシステムで使用されている言葉のニュアンスが、日常で一般的に使用されていない言葉であったことから、日本語で自分の理解を説明することは、ある意味ではティーチャーの説明次第という、責任重大な役割のようにも思えました。

そしてそのことだけでなく、私には何よりも絶対に乗り越えなければならない最大の挑戦がありました。それは、2017年(Beyond Colourアップデート)以降には廃止になりましたが、「論文:レベル4ワーク」と言われていた10の設問(15,000字~20,000字日本語)と自由研究(15,000字)に合格する必要がありました。当時はティーチャーレベル1コースに、参加することは容易でしたが、レベル1を開催するためには、ティーチャーとしてのディプロマの取得が必須でした。これこそ、もし期限がなかったら自分の意思で自分のためには、永遠に修了しなかったかもしれません。(笑)
レベル1の日程が決まっていると言うことは、必然的にそれまでに、レベル4ワークに合格する必要がありました。

私は、書店に行き、関係がありそうな本を十数冊購入し、私のデスクの上に並べました。そして1日最低1設問を完成させることを決め、取り組みました。その当時のことは今でも鮮明に記憶に残っています。
まず十数冊の本の全てを読む時間は到底ないと思い、(本来ならば全て読むといいと思いますが)設問に関わっているだろう本を手に取り、目次を探し、その項目の部分を読む。それで十分でない場合は、その前後の章を読む、という進め方をしていましたが、1つの設問に対して数冊の本が、関わっている場合も有り、なかなかその方法でも時間が掛かりました。
ただ、その経験の中で、人間が本気で集中したときには、想像も及ばない能力を発揮することができることを発見しました。それは、目次を探す時間もなくなったと感じた私は、まず、自分の直感で本を取り、そしてその本を開く、そうすると私が開いたページにまさにその設問に関連する内容が書かれている。それが何度も繰り返されると、別の意味で面白くなり、後半は全てこの方法で関連項目を見つけていくことによって、予定通り10日間で完成させることができました。
もう一つの自由研究は、「数秘学による人間の資質と潜在的可能性」にしました。
私は、中学・高校まで数学の先生になろうと思っていたくらい、数字のクリエイティブさが大好きで、私にとって、数学問題を解くことは、まるで推理小説の謎を解くことのように楽しいことでした。
この自由研究を4日間でまとめ、予定通りディプロマを取得し、レベル1までに無事に間に合いました。

その頃、私が何をやっているかを知らなかった主人は、後になって、「私のこと見ていて、あまりにもすごい集中力で何かに取り組んでいたので、声を掛けることができなかった。」と言って笑っていました。

生ぬるい私にとっては、限界を超えるほどハードな短期間でのレベル4ワークと自由研究に挑戦したことによって、「やればできる。」という自信も増し、またオーラソーマシステムを多角的に見ることもできました。特に、公的に一般の方への講演の依頼が来たときなどに、オーラソーマシステムへの導入の為の説明に対して、とても役に立っています。

これも、私に最初にオーラソーマコースを開催するチャンスを下さったオーガナイザーの方のお陰です。20年以上経った今も心から感謝しています。

To be continued…

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