Over the Rainbow 〜7色の架け橋〜

立和田 環(Tamaki Tachiwada)

株式会社ヒューマンクリエイティブアカデミー代表
外資系企業においてマーケティングコンサルタントを経験後、イメージコンサルタントとして活動。『人と色』との関わりを数年にわたって探求し、『オーラソーマ』と出会う。
その後、イギリスオーラソーマアカデミー公認講師として10年以上に渉り全国のオーラソーマ・プラクティショナー(開業セラピスト)の育成に携わり、現在は、マイク・ブース学長の代理として、日本におけるオーラソーマ・ティーチャートレーニングLevel 1コースを教える講師でもある。
また、アメリカにて『神経言語プログラミング(NLP)』トレーナーの資格取得。

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My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅦ.

2019 年 7 月 8 日


My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅦ.
§ 初めてのLevel 1コースに繋がるまで ② §

Dev Auraにてティーチャーコースに参加している時は、ただそこにいてマイクの言葉を全体的なものとして捉えている感覚でした。自分のためのみの参加の場合は、それで良かったのだと思いますが、ティーチングとなると、細かいところまでの確認が必要だと思いました。
その時まさにタイミング良く、海外のティーチャーが来日し、レベル1の開催がありましたので早速そのコースに改めて再受講することにしました。

そこでは、知識などでは学ぶことができない重要なそしてかなり衝撃的な経験と向き合うことになりました。それは、そのタイミングでティーチャーになろうとしていた私にとって、後に最高のギフトを開くことになる経験でした。
そしてまさにその時、私はその何年か後に私の一番目のボトルであることが明らかになるB50:エルモリアPale Blue/Pale Blueのボトルを使っている最中でした。
当時は、エルモリアが私の一番目のボトルをという認識ではまだありませんでしたが、後に一番目のボトルを使うことは、「人生のレッスン・使命と目的」つまり「何のために生まれて、そしてそれをどのように生きていこうとしているのか。」が明らかになっていく可能性がある。ということが、その時の経験から今ではとても腑に落ちています。

レベル1コースの再受講後、まだまだ不確かなことがたくさんありましたので、英語版のティーチャーノートを、辞書を片手に読み込みました。幸いなことに、ティーチャーノートがまだ日本語になっていなかったことで、知識として覚えただけでは、自分の生きた言葉(オーラソーマ的に言うと、内なる星・スターからの言葉)にならないということにも気づきました。

そして、すらすらと英語が十分理解できない状況だったお陰で、英語の感覚と日本語にしたときの微妙な感覚の違い、私たち日本人としての背景など、同じ英単語でも幾つもの日本語の解釈ができること、またその日本語自体についても受け取り方、日本語で有りながら、今までその言葉の日本語としての理解が、人によって様々異なるなど、これは、本当に微妙な理解のすり合わせが必要だと、痛切に感じました。
そのための一つ一つの確認作業は、とても時間が掛かり確かに大変でしたが、その後日本語訳された各コースワークブックができたときに、そこに書かれている言葉の誤訳などが、日本語訳を読むだけで気づけるまで、深く理解できるようになっていました。

またこの流れでのその後のティーチング経験により、コミュニケーションの基本原理の一つとして、『同じ言葉を聞いても聞く人によって7通りの捉え方がある。言い換えれば、そこに7人いれば同じ話でも、それぞれの人がそれぞれの人の理解で聞いている。』という発見にも繋がり、今の私に、どのようなコミュニケーションの場所においても、非常に役に立っています。

そして、何よりも私にとって幸いだったことは、全てのボトルの意味やボトルの名前などが書かれた本(テキストも含む)がまだない時代であったことが、オーラソーマ哲学の最も基本原理である「答えはクライアント自身の中にある」ということを、レベル1から参加者に伝えていけたことだと思います。

もちろん、これは知識や情報が全く必要ないということではなく、ボトルの意味を暗記することよりももっと大切なことがあること。外側の情報に囚われてしまうことによって、自分の内側に対する信頼から離れてしまい易くなるということ。
もしかすると「自分の内側に対する信頼を持つことができない」と思い込んでいる場合、気づかないうちに、それを埋めようとして、外側の知識や情報の方が、自分自身よりも「正しい答え」と思ってしまうということになるのかもしれません。
これは、オーラソーマだけのことではなく、現在のような情報過多、そして情報のスピードが速すぎる現代を生きている私たち全ての人々にとって、大切なことかもしれません。

時間を掛けてゆっくりと徐々に自分の内側にあるものに対しての信頼を高めていくことが、今現在、そしてこれからを少しでも生きやすくしてくことに繋がっていると思います。

私は、今までの経験から、そのための非常に有益なツールの一つが、オーラソーマシステムだと思っています。
「あなた自身を思い出したいと思う人は、私のところにいらっしゃい。」(ヴィッキー・ウォール:オーラソーマシステム創始者)

※追記:
上部写真は、一番初期のTeacher’s Notes とレベル1ファンデーションコースワークブック(日本語版)です。
最初の(日本語版)ワークブックには、ボトルに関する情報として、ボトルのナンバーとボトルの色、簡単なキーワードのみが書かれていました。B0~B30までのボトルのみに、ボトルの名前らしきものと補足説明が、書かれていました。このことが幸いし、当時はボトルについての情報を暗記するという発想にはならなかったのかもしれません。

To be continued…

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