Over the Rainbow 〜7色の架け橋〜

立和田 環(Tamaki Tachiwada)

株式会社ヒューマンクリエイティブアカデミー代表
外資系企業においてマーケティングコンサルタントを経験後、イメージコンサルタントとして活動。『人と色』との関わりを数年にわたって探求し、『オーラソーマ』と出会う。
その後、イギリスオーラソーマアカデミー公認講師として10年以上に渉り全国のオーラソーマ・プラクティショナー(開業セラピスト)の育成に携わり、現在は、マイク・ブース学長の代理として、日本におけるオーラソーマ・ティーチャートレーニングLevel 1コースを教える講師でもある。
また、アメリカにて『神経言語プログラミング(NLP)』トレーナーの資格取得。

カレンダー

2023年12月
« 1月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近のコメント

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅡ.

2019 年 6 月 3 日

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅩⅡ.
§ Teacher Training Level 1 ②-Dev Aura§

Teacher Training Level 1初日の朝は、ジェットラグも有り、あまりぐっすりと寝ることができないまま6時ごろにベッドから起き出しました。夏とはいえイギリスの朝は涼しいというよりも寒く感じました。ルームメイトの二人は、さすがアルプスの麓に住んでいる方達なので、新鮮な空気がお部屋に入ってくるようにと、大きな窓を一晩中少し開けたままにしていたようです。
暫くして2人とも目覚め、キャリーナは、まず外階段の踊り場に出て、小鳥たちに語りかけるように歌を歌い始めました。毎朝の習慣だそうです。アルプスの麓で毎朝小鳥たちに歌いかけているなんて、その様子は、まるで大人になったアルプスの少女ハイジを思い起こさせました。

聞いていたとおりほとんどの参加者がドイツ語圏(ドイツ、スイス、オーストリア、オランダ)からで、その他少数のイタリア、スペイン、ハンガリーなどヨーロッパ諸国からの参加者だったと思います。そして最高年齢の参加者は85歳のアメリカから来られた方でした。その方は、足を悪くされていて杖をついていらっしゃいました。それでもとてもお元気で明るい方でした。
今にして思えば、その時のマイクの年齢は、今の私の年齢よりは遙かに若い47歳でしたので、きっと多くの参加者がマイクより年上だったかもしれません。
日本人は比較的年齢より若く見えるようで、ルームメイト達は、私を娘というよりも孫のようだと、可愛がって世話をしてくれました。

コース中のペアワークやコンサルテーションは、必然的にお互いに言葉が十分に通じないもの同士が組むことになりました。お陰でオーラソーマコンサルテーションの大切な鍵を受け取ることができました。
それは、言葉を超えて相手の内なる声を聴いている感覚でした。そしてクライアントとして話すときも、パートナーは誰もが、言葉を超えて本当にしっかりと受け止めようとしてくれていました。

同じ日本語の場合、毎日の日常の会話では、本来ならしっかりと理解するように聞き取れるはずが、ともすれば、聞いているようで聞いていないことがあるかもしれません。または、自分のフィルターを通して聞いていて、思い込みのようなものが、コミュニケーションの邪魔をしてしまうかもしれません。

プラクティショナーとして聴き取るのは、言葉の奥にあるもの、そしてクライアントは、プラクティショナーの受け止めようとする態度・存在がある故に、自分のために深いところから話すことができるということ。つまりプラクティショナーは、ただそこに寄り添っていることに価値があるということ。

今でも尚、その時経験した感動の感覚を忘れることができません。そして、私のプラクティショナーとしての基盤が、この時から更に益々洗練されてきたように思います。

To be continued…

タグ: , , ,

コメントをどうぞ