「幸せ」と「不幸せ」
2013 年 2 月 1 日
「幸せ」と「不幸せ」
『幸せに至る道はない。 「幸せ」、それこそが道である。』(釈迦)
「幸せな人」とは、日常の今この瞬間に小さな幸せを感じる、小さな幸せを見つけることができる人のことなのかもしれません。
人は、人生での困難な経験によって成長し、小さな幸せを見つけることができる力が身につくようになるかもしれません。
そしてまた、『「幸せ」と「不幸せ」の間に境界線は無い』と私は思うのです。
自分が「幸せ」と思った瞬間に「幸せ」でいっぱいになり、「不幸せ」だと思った瞬間に「不幸せ」でいっぱいになる。
つまり自分の人生を「幸せ」と感じているか、「不幸せ」と感じているかは、どちらが自分の習慣として、より慣れ親しんでいるかの違いだけなのかもしれません。なぜなら、「幸せ」と「不幸せ」との違いは『不』という字にあり、『不』とは打ち消しを表し、自分自身が「幸せ」を打ち消しているだけかもしれないからです。
以前、こんな話を聞いたことがあります。
今の皇太子さまがお生まれになった時の記者会見で、記者の「親王さまが、どのような大人になることを望まれますか?」という質問に対して今の天皇陛下がお答えになったのは、「幸せになってほしいというよりも、いかなる時にも、幸せを感じることのできる人になってほしい。」とお答えになったそうです。
Peace Love & Light
Tamaki