Over the Rainbow 〜7色の架け橋〜

立和田 環(Tamaki Tachiwada)

株式会社ヒューマンクリエイティブアカデミー代表
外資系企業においてマーケティングコンサルタントを経験後、イメージコンサルタントとして活動。『人と色』との関わりを数年にわたって探求し、『オーラソーマ』と出会う。
その後、イギリスオーラソーマアカデミー公認講師として10年以上に渉り全国のオーラソーマ・プラクティショナー(開業セラピスト)の育成に携わり、現在は、マイク・ブース学長の代理として、日本におけるオーラソーマ・ティーチャートレーニングLevel 1コースを教える講師でもある。
また、アメリカにて『神経言語プログラミング(NLP)』トレーナーの資格取得。

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自分らしい生き方とは(11)

2009 年 12 月 1 日

「大切なものを思い出しませんか?」‐Part 1

先日、たまたまTVをつけた時、私の耳に入ってきた言葉、

「人は本当に貧しい時、自分たちが持っているわずかなものを分け合おうとする。でも少しでも多く持つようになると、全て自分で使おうとする。」

私はこの言葉を聞いてドキッとしました。と同時にマザーテレサの話を思い出しました。

彼女がまだ若かった時、ある少女に出会った時の話です。その少女は貧しさから殆ど食べることができずお腹をすかしていました。テレサは、持っていたわずかなお米をその少女に渡しました。少女は嬉しそうにお礼を言ってそれを家に持って帰ったのです。そしてそのお米を自分が食べるのではなく、病気の母親へ食べさそうとしました。その時母親は病の床から起き上がって、その炊いたわずかなお米を、他の人たちも皆同様にお腹をすかしているからと言って自分が食べる前に、周りに住む別の家族へも持って行こうとしたそうです。その様子を見たテレサは、本気で自分の一生を目の前にいる自分の助けを必要としている人たちのために捧げる決心をしたそうです。

私も実際ある経験をしました。それは、「オーラソーマ聖なる旅」で南アフリカに行った時のことです。

(かつて、その地にいた全てのホワイトライオン(白いライオン)が狩猟により剥製にされたり、動物園などに売られたりし、野生のホワイトライオンが絶滅してしまいました。現在、野生に戻す活動をオーラソーマ社はサポートしています。)

その村の子供たちが、古い昔から部族の守り神として敬ってきたホワイトライオン(スターライオン)を、元いた地(ティンババティ)に戻すための活動として過去の悲劇の物語を寸劇にして私達に見せてくれました。

私達はそのお礼にと、子供たちへ果物やお菓子をプレゼントしました。その時です。彼らは、そのお菓子や果物を自分たちが食べる前に、私達へも配りだしたのです。そして「一緒に食べよう。」という仕草をしたのです。

そこにいた、日本から一緒に行った人たち皆、その光景に、そのあまりの感動に、胸が熱くなり涙を止めることができませんでした。それは、私達に何か大切なものを思い出させてくれる出来事でした。

その時の子供たちの満面の笑顔とその瞳は、どんな宝石よりもきらきらと輝いていました。

Peace Love & Light

*次回のテーマ:「大切なものを思い出しませんか?」-Part 2

日時 : 6:09 パーマリンク コメント (0)