My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅤ.
2019 年 3 月 11 日
§ ポマンダー §
イクイリブリアムボトルを使い出したものの、それ以外のものはまだ使っていませんでした。
にもかかわらず、クライアントの方たちが、ポマンダーやクイントエッセンスを購入していく様子をみて、寧ろ驚いていました。
そして、さすがにクライアントの方たちに説明をしていく上において、私も使わないわけにはいかないと思いだしていました。
そんなある日、久しぶりに2度目のコンサルテーションを受けに来られたクライアントの方から、とても興味深い話を聞きました。
その方は、コンサルテーションルームに入るなり「ポマンダーってすごいですね。」と目をキラキラさせて言ったのです。
この方は、最初のコンサルテーションで、ボトルとポマンダーを購入し、その後ボトルは使っていたのですが、ポマンダーは暫くするとすっかりその存在も忘れてしまっていたそうです。
ところがある日、会社でミスをして上司からひどく叱られ、涙が止まらなくなり、思わず化粧室に飛び込んで暫く泣いていたそうです。その後デスクに戻ってきたものの、なかなか立ち直れずに仕事も手に付かず落ち込んでいたとき、どこかから何だか懐かしいような心地のいい香りがしてきたそうです。そして少しずつ気持ちも落ち着いてきたところで、その心地のいい香りがどこからしているのか周りを探してみると、毎日持ち歩いている自分のバックから香ってきていたそうです。実は、そのバックの内ポケットに、サファイアブルーのポマンダーを入れたままにしていたことに気づいたと同時に、なんとポマンダーの蓋の隙間からサファイアブルーのポマンダーが溢れ、内ポケットがポマンダーですっかり濡れていたそうです。
彼女は、ポマンダーという存在すら忘れていたほどなのに、自分自身がネガティブな感情でいっぱいになっていた時に、ポマンダーによって気持ちが落ち着いてきたことに、本当に驚いたそうです。そしてその時から、毎日使うようになったそうです。
その方からのフィードバックを聞いて、驚いたのは私も同じでした。
それでも、自分が体験しない限りには、にわかに信じられない疑い深い私は、論理的に証明できないものは、理屈として理解しようとするのではなく、まずは「使ってみよう!」と心から思いました。
このことがきっかけで、クイントエッセンスやカラーエッセンス(当時はティンクチャーという名前でした)他にもいくつかあるオーラソーマ製品を、私自身が日常品として日々使用するようになりました。
現在、私のスクールHMCAでは、コンサルテーションを受けに来られたクライアントの皆さんやコースに参加の生徒の皆さんが、まずは可能な限りの製品を試して頂けるようセミナールームに展示しています。
そしてオーラソーマ製品については、私自身が使いこなしてきた経験や今までのたくさんの方からのフィードバックをお話できるようになりました。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅣ.
2019 年 3 月 5 日
◆私のお誕生日に際しては、facebookなどで皆様からたくさんのメッセージを頂き本当にありがとうございました。
どうしてもお一人お一人を思い浮かべながらお返事をしたくて、まだまだお返事に時間が掛かりそうです。
まずは、facebookのタイムラインに頂いた方から順にお返事をしておりますので、Messengerに頂いた皆様に到達するのは今暫く掛かりそうです。どうかお許しください。
ー立和田 環🍀ー
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My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅣ.
§ 孤独 §
「友達がたくさんいることと、孤独ではないということとは、イコールではない。」
以前ブログに書いた、レベル2が終了した次の日に受けたコンサルテーションで、「私は、いつも周りには沢山の人や友達がいて孤独ではないと思う。」と言った私に対してのティーチャーのこの言葉の意味が、全く理解できないまま時が過ぎていました。
B78:Violet / Deep Magentaのボトルを使い終わり暫く経ったある日、コンサルテーションにやって来たクライアントの方がB78を一番目に選びました。
「いつも一人で考えすぎてしまって、結局何もわからないのです。でもこうやって誰かにもやもやしている頭の中にあるものを、ただ聞いてもらっている内に、何だかすっきりしてきました。」
クライアントの方のこの言葉を聞いた時、ふと気づいたのです。
まさに、「クライアントは、プラクティショナーであるあなたに、何かを教えに来ているのです。」の通りです。
子供の頃から両親や学校の先生など周りから期待されて育ってきた私は、困ったことがあっても自分自身について、誰かに打ち明けたり、仕事で忙しい両親に、それを言っても仕方がないから自分で解決しよう。としていました。
それどころか、いつの間にか、誰かに悩んでいることを打ち明けることは、愚痴を言っているようで良くない。と自分に言い聞かせるようになっていました。
そして大人になって、何か大きな問題があっても、友達にはその問題が解決してからでなければ伝えられなくなっていました。
「あの時は、○○で本当に大変だったの。でも今はもう解決したから大丈夫。」
そう言うと友達からは「そうだったの。全然分からなかった。どうして大変なときに言ってくれないの。」「何もできないかもしれないけど、聞くことぐらいはできたのに。」とよく言われていました。
それでも私は、“私の問題は、私の問題だから。誰かに聞いてもらったぐらいでは、何も解決はしない。”と、疑いもなく思うようになっていました。
オーラソーマに出会い、ボトルを初めて使った頃、結婚してすでに10年以上経っていましたが、実のところ主人に対しても同様に、何かがあっても解決してからの事後報告でした。
つまり私は、周りには沢山の人がいても、いつも一人だったのです。
B78のボトルを使うことで、この自爆から解放され、何の葛藤もなく自然にこのことが私の口から放たれていきました。それを主人はただ聞いてくれました。話している内にそして聞いてもらうことで,更によりクリアになりました。
同時に初めてボトルを選んだ時のB26:Orange / Orangeのボトルについても、とてもクリアに理解できました。
そして今では、それぞれのタイミングで二番目に選んでいたB26:Orange / OrangeとB78:Violet / Deep Magentaを私の才能の一部として洗練していくために、オーラソーマに出会ったのだと思っています。
私の一番目のB50:Pale Blue / Pale BlueとB26:Orange / Orangeは、その後何本も使いました。
「ボトルを使う。」たったこれだけで、本当に生きやすくなりました。
そして私自身である色をフル・チャージしていくことで、自分自身の色で生きていることを実感しています。
「あなたはあなたが選んだ色であり、それらはあなたの存在が必要としているものを映し出しています。」
実際に体験したことで、この言葉の持つ意味が,本当に腑に落ちています。
最後に、「答えは、あなたの中にあります。」の通り、今回のシェアの内容は私の中にあったストーリーです。同じB78やB26のボトルでも、その方にとっての答えは、その方の中にあります。ボトルを使うことでの深い気づきは、それぞれの人によって異なります。
だからこそ、オーラソーマカラーシステムは、本物である所以かもしれません。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅢ.
2019 年 2 月 26 日
§ 変容の旅 §
かつては、ボトルを使うことに抵抗していたにもかかわらず、今では、まるで食事をすることと同じように、毎日の習慣として年間約30本以上、自分であるエネルギーを、自分にチャージしています。自分自身を生きるために。
それは、今も尚、最初のボトルを使ったことから始まった、『私自身を思い出していく変容の旅』をしているようです。
当時は、現在のようには、使いたいと思うボトルをすぐに手に入れることができない時代でしたので、毎日少量をゆっくり使っていました。
少量だったせいか、ボトルを使うことによる変化のようなものは、よく分からず「これで一体どうなるのだろう?」と半信半疑でした。
ただ、髪の生え際や首の辺りに使うと、頭がリラックスするような感じがありました。
良くあることかもしれませんが、最初はボトルを使うことに対して、すぐに結果がでるような、何か期待のようなものがあったのかもしれません。
最近では、当時の私の状態をすっかり忘れていましたが、昔は主人からよく言われていたのが、「いつも考えてばかりだね。」だったように思います。
私はとても慎重なところが有り、いつも座って色々考えていました。私の頭の中はいつも忙しく、何か行動を取る前に考えすぎて疲れていました。
主人は、座って考えることは一切なく、動きながら考える人なので、行動と思考が同時に動くようです。
結婚して35年以上になりますが、未だにたった一度も、座って考えていたり、何もしないでぼ~っとしている主人を見たことがありませんし、想像もできません。
動いているか寝ているか。まるで「ON」「OFF」のスイッチがあるようです。
私と極端に真逆の主人が、ある日、私が色々悩んで考え込んでいた時、そんな私を見て一言。
「いいね。暇そうで。」
「暇じゃない。忙しいのよ。」と私。
「でも、さっきから何もしないでただ座っているだけだよ。」
「・・・。」
実は、この文章を書きながら昔の自分を結構懐かしく思っています。
今は、そんな状態から自由になれて本当に良かったと思っています。
そして、私の中で起こった最初の大きい変容に気づいたのは、ボトルを使い終わって暫く経ってからのことでした。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅡ.
2019 年 2 月 18 日
◆New Bottle「B116 Queen Mab」
早速本日から、2月15日(金)よりご注文を頂いた順に、皆さまのところへ届きます。お楽しみに!
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅡ.
§ レベル3(アドバンス)コース §
次の年の春、私はレベル3(アドバンス)コースに参加しました。
レベル3コースにおいてのティーチャーの第一声は、「レベル3(アドバンス)コースは、まだ完成していません。」でした。
「完成していない?…」
そして続けてティーチャーが言った言葉は、「まだ世界で初めて開催された第1回目のティーチャーレベル3(当時は、ティーチャーレベル4)に参加して、帰ってきたばかりなので、私もまだよく理解できていません。」でした。
今現在の私なら、その時のティーチャーの状況がとてもよく理解できます。ある意味では、本当に正直な方でした。
ですが、その時の私は、オーラソーマシステムが、『変化し、成長し続けるシステムである』ということについての理解が、全くよく分かっていませんでしたので、「まだ完成していません。」という言葉は、衝撃的でした。完成していないコースに、私は参加している???
レベル3の私の記憶では、絵を描き(マインドマップ)、コンサルテーションの実習(きっとオブザーバーエクササイズだったのでしょう。)そして、今ではオーラソーマシステムのコアからは外れましたが「Tree of Life」でした。
当時ボトルは、B94まででした。
つまり、当時はまだ「Outward Journey とReturn Journey 」の発想はありませんでしたので、「Golden Thread」を繋ぐとき、B79~B94の計16本のボトルは、場所が決まっていませんでした。私が「置き場所の決まっていないボトルはどうすればいいですか?」と質問をすると、「自分の置きたいところに置いてください。」というティーチャーからの返事でした。
「・・・・。」
それは、当時の私にはなかなか理解し難い状況でした。
そして、その時に思ったのは、「まだ完成していないのなら、コンサルテーションでは使えないなあ。」ということでした。
ただ、よくわからないながらも、「これが理解でき、使いこなせるようになったら、すごいことかもしれない!」と、なぜかとてもわくわくしている自分がいたことも、はっきり覚えています。
そして、その時の私の予感は的中し、今現在マトリックス「時を通してのカラーコード」として、「RNAとDNAの暗号を紐解く」オーラソーマカラーケアシステムに発展し、オーラソーマコンサルテーションにおいて、言葉では言い尽くせないほどの奥深さによって、多くのクライアントの皆さんの自分自身に対する感動の瞬間に立ち会うことができる喜びを、日々感じています。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅠ.
2019 年 2 月 12 日
2月9日~11日エッセンシャルズプレゼンターコースを開催しました。
このコースによって、オーラソーマシステムのエッセンス(本質)や参加された皆さん自身にとっての感動の瞬間を一緒に体験できたことに感謝します。
My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅠ.
§ 小さな手提げ金庫 §
レベル2を修了した私は、まず小さな手提げ金庫を購入しました。
メイクアップ&イメージコンサルタントの仕事の収入とは分け、まずはコンサルテーション料を管理するための小さな金庫です。それは、販売されていた中で、一番小さな手提げ金庫でした。
現在は、有料でコンサルテーションを行うために、まずプラクティショナー登録をします。
その頃は、現在のようにプラクティショナー登録システムがスタートする以前でしたので、
いつからコンサルテーションを始めるかにおいては全く自分次第でした。
日本にはまだティーチャーが一人も存在していませんでしたので、コンサルテーションにおいてどのように行えばいいのか尋ねる人もいなく、私自身も何が分かっていて、何が分からないのかも、全く分からない状態でしたので、とにかくまずはコンサルテーションをやってみようと思いました。
わずかな回数でしたが、コンサルテーションを行う度に、その小さな金庫にわずかなコンサルテーション料金が入ります。金額は少なくても何だか楽しくて、コンサルテーションの度にその小さな金庫を持ち歩いている私を見て、主人が一言。
「なんだか、おままごとをしているみたいだね。」
私も実際そんな気分だったかもしれません。
コンサルテーションをする度に、どんどんいろいろなことが分かってきました。私にとって、まさにクライアントの皆さんが先生でした。もちろんスムーズに行かないこともありましたが、それらも含めてとてもいい経験でした。
人間という存在の深みと可能性、そしてオーラソーマシステムの奥深さがだんだんと理解できてきていました。
ある時、主人がそんな私を見て言いました。
「何だか楽しそうだね。」
私は、「ま~あね。」と一言。
後から聞いたのですが、その頃から私の楽しそうな様子を見て、私がオーラソーマを続けていることに、安心してきていたそうです。
そして、私が、オーラソーマについて、あの時以来全く何も触れないので、気になって私のことを観察していたそうです。
何年か経ってから、主人に聞いたことがあります。
(私)「最初の頃、私がオーラソーマに関わることに対して、なぜ反対をしなかったの?」
(主人)「どうせ反対をしてもやっていたでしょ。」
(私)「もちろん。」
でもその時点では、さすがの主人も、まさかオーラソーマが今現在のように、人生を通して関わっていく仕事となることは、想像もしていなかったことでしょう。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter Ⅹ.
2019 年 2 月 4 日
§2度目のコンサルテーション§
レベル2コースに参加して、レベル1でよく分からなかったことが少しはクリアになると思っていたのですが、その期待むなしく私の頭の中にクエッションマーク「?」が益々増えてしまいました。
ただ、よく分からない中でも、レベル2コースを受講したことで、最終的には「オーラソーマシステムが古代からのあらゆる叡智のシステムとつながっている。」ということは、はっきりと分かりました。それは、オーラソーマシステムの奥深さであり、バランスのとれた唯一無二のシステムであるという感覚でした。
レベル2が終了した次の日、私は2度目のコンサルテーションを受けることにしました。
コース中に私が選んでいたボトルは、ほぼ全て下層がクリアのボトルでしたが、その時のコンサルテーションで選んだボトルは、今度は下層が全てディープマゼンタのボトルでした。
そしてその時のコンサルテーションにおいてのキーワードは「孤独」という言葉でした。
例によって例の如く、私はティーチャーに対して、反論をしていました。
「いいえ。私は全く孤独ではありません。友達などいつもたくさんの人に囲まれていますので。」
その私の言葉に対して、ティーチャーが言った言葉を、今でもはっきりと覚えています。
「友達がたくさんいることと、孤独ではないということとは、イコールではない。」
「・・・?」
私は、ティーチャーが言ったこの言葉の意味が、すぐには分かりませんでした。
ただその時、私の中で大きく変化したことは、「ボトルを使ってみよう。」と思えたことでした。
それまでの私は、理想の自分になるために一生懸命に頑張っていたと思います。でもまだなかなか理想の自分には到達していませんでした。「こんなに頑張っているのに・・・。」
正直に言うと最初は、「たかがボトルを使ったぐらいで一体何か変わるというのだろう。」と思っていました。
ところが、その時、全く何をどうしていいのか分からなくなっていた為に、私の中で突如、逆転の発想が生まれたのです。
「今まで理想の自分のためにこんなに努力をしてきたのに、まだまだ何かが足りない。でも、もし、ただボトルを使うだけで、私の中の何かが変化する可能性があるのであれば、一度使ってみよう。」
そして、私は二番目に選んでいたB78:Violet/Deep Magentaのボトルを使い始めました。
今振り返って、その時「とにかくボトルを使ってみよう!」と思った自分を褒めてあげたいと思います。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter Ⅸ.
2019 年 1 月 29 日
§レベル2コースに参加§
レベル1を修了し、何ヶ月か後にレベル2コースに参加しました。
参加の動機は、レベル1コースではあまりよく分からなかったので、レベル2コースに参加すれば少しはクリアになるのではと思ったからでした。
レベル1コースにおいて質問に対するティーチャーからの返答が、ほとんど「直感です。」だったことに対して、次のレベル2コースの間ティーチャーは、何回も「私もよく分かりませんが、・・・。」と言っていたような気がします。
その言葉を聞いて、その頃の私の中の厳しい側面が顔を出しました。「分からない状態で教えるという状況が理解できない!」コース料金は、確か23~5万円位だったと思います。それでも何かをマスターできるのならまだしも、これは一体どういうことなんだろう。
私の中の論理的思考がまたもや音を立てて崩れていきました。
そんな中でも3つの傾向の「各色に含まれる原色の比率」のところは、具体的には今ひとつよく分かりませんでしたが、数字が好きな私としては、なんだか面白いと感じたような気がします。
「古代の知恵」のセクションについては、全く何が何だか分かりませんでした。
今でも記憶に残っているのが、当時はもちろんテキストがありませんでしたので、「ヨガの見地」(当時の私は、「ヨガ」という言葉を聞いたことがありませんでした)イダ、ピンガラ、スシュムナの3つのエネルギーの螺旋の流れを、ティーチャーがホワイトボードに書いてくれたのですが(もちろん誰が書いてもバランス良く描けるものではありませんが)、3本のゆがんだ螺旋なので3色の竜巻?のようでした。
何年か経って、私がレベル2ティーチャーコースに参加の頃に、レベル2テキストができ、そこで初めて確認し、ティーチャーが書きたかった図形がやっと分かりました。
どんな状況であれ、印象に残っていたお陰でそれが解明したときに、とても理解がクリアになりましたので、今はむしろ有り難く思っています。
レベル2コースに参加していた頃は、私自身も人生の中で方法性を見失っていたときでした。自分の好きな仕事をやっていて何かに不満があったわけではなかったのですが、何だか分からない空虚感のようなものがあったように思います。
そしてコース中選んでいたボトルは、毎日ほとんど下層がクリアのボトルばかりでした。
そしてコース最終日、ティーチャーからあるお知らせがありました。
「昨日、新しいボトルが誕生したという連絡がイギリスから届きました。ペールブルー/ペールイエローのボトルで、そのボトルの名前は、Archangel Michael です。」
「ボトルが誕生した???」
それは、ボトルが誕生するという事実を初めて聞いた瞬間でした。
そして、その時誕生したこのボトルは、現在の私の三番目「今ここ」のボトルです。
To be continued…
My history with Aura-Soma:Chapter Ⅷ.
2019 年 1 月 21 日
§最も難しい相手§
それは、レベル1コースでの練習以外で全く初めてのコンサルテーションの経験でした。
この時の主人の心情は、きっと高額であろうボトルのセットをいきなり目にして、「一体全体、何を始めたのか!」と、もしかしたら心配だったのかもしれません。
今にして思えば、その時点でコンサルテーションを行うこと自体が、主人にとって心地いい状態ではなかったと思います。私はそんなことに全く気に止めることもなく、ただコンサルテーションというものを試してみたかったのです。
そんな状態でも主人はボトルを選んでくれました。そしてその時主人が選んだボトルは、一番目B54:クリア/クリア、二番目B71:ピンク/クリア、三番目B73:ゴールド/クリア、そして四番目はB86:クリア/ターコイズでした。
その頃まだ30代だった主人は、何種類かの飲食チェーン店を経営し、毎日毎日かなり忙しく働いていました。
その数年前から時代はバブル景気を追い風に、30代半ばには想像以上の成功を収めていました。
今よりも収入があったとはいえ、決して毎日が充実している様子ではありませんでした。そしてかなりのストレスの中にいたようでした。
その後、バブルが崩壊し、まだ会社に余裕がある内にと、一早く次の新しい方向に目を向け、いろいろ挑戦していましたが、これといった手ごたえがない状態のようでした。
主人にとっても人生の大きなターニングポイントにいたのではないかと思います。
そういった状況を分かっている私は、コンサルテーションを平常心で行うつもりではありましたが、そこは何と言ってもまだレベル1を修了したばかりの未経験者で、今では、たくさんの経験から、オーラソーマコンサルテーションでは、こちらが何かを言うというよりも、クライアントの話を傾聴する事が大切であるということを深く理解していますが、当時は、どのようにしたらいいのかよくわからず「この色が持つ意味は・・・。」といったように、ボトルについての説明のようなことをしていました。
そして一番目や二番目のボトルについて話をした時、主人から出た言葉は、
「そんなこと、今の状況を知っているからそう言っているんでしょう。」
と言われ、それでもくじけず、三番目と四番目のボトルは、言葉に気をつけ更にポジティブな言葉を続けました。
それに対しても主人は、
「結局自分がそうなってほしいと思っていることを言っているだけでしょう。」
「・・・・・・・・・。」返す言葉もありませんでした。
その時、私は心の中で決めました。
「もう二度と主人には、私からオーラソーマの話をしない!!」
それから約2年間というもの、私は本当にオーラソーマについて一言も主人に話すことはありませんでした。
To be continued…
2019年元旦 河口湖畔にて
2019 年 1 月 1 日
《 Happy New Year 2019 ! 》
新しい一年が始まりました。
毎年元旦には同じ場所から富士山を撮っています。
ここ数年は、毎年雲一つない青空を背景に美しく聳える富士山を撮っていたのですが、今年は、最初、雲に覆われすっぽり隠れている富士山を見て、今年は写真を撮ることを諦めなければならないかと一瞬脳裏をよぎりました。
思えば、今まで何年も元旦が晴れ渡っていることの方が、奇跡かもしれなく、そのことへの感謝と共に、それでも、いずれ雲が流れていくことを信じ、というよりも疑うこともなく待っている私がいました。
すると次第に雲が流れていき、富士山が姿を現しました。
そしていつもの青空が広がりました。
気づいたら30~40分ほど経っていました。
何が何でも頑張って待っていたわけでもなく、厚い雲が形を変えて動いていくその瞬間の美しさを撮っている内に、ある瞬間に突然雲が切れた様な気がしました。
「えっ!」という感じでした。
昨年末に、新しい年のテーマとして思い描いた「どんな状況も、どんな瞬間も、力を入れて乗り越えるというよりも、ただその瞬間を大切にしよう。」を、体験したような気がします。
Peace Love & Light✨
立和田 環
My history with Aura-Soma:Chapter Ⅵ.
2018 年 12 月 17 日
§よく分からなかったレベル1コース§
私のレベル1コースの記憶は、ティーチャーがティーチャーワークブックに書かれているボトル1本1本の説明を読んでくれるものを、ただひたすら書いていたように思います。
今では、それが現在「イクイリブリアムキーノート」としてオーラソーマコースに参加すると手にすることができるものが含まれています。
そして時々そのボトルについての体験談を話してくれました。その時話してくれた体験談は、今でも記憶に残っているものが幾つかあります。また、『鶏に育てられた鷲の子供』の話は、とても興味深かったです。
そしてさすがに4日目になると、ボトルの説明を書き留めることに手も疲れてきて、できればティーチャーが読んでいるその資料を、書き留めるのではなく、コピーをしてほしいと思うようになったことをはっきり覚えています。
そして私にとって何よりも衝撃的なことは、ティーチャーの説明で理解できない事に対して、私が質問をすると、どの質問に対しても全て答えが「それは直感からです。」でした。
「えっ?」
その答えは、日頃から物事を論理的に捉え、解釈し、理解してそしてそれを誰でもが理解できるようにわかりやすく話すという習慣が身についている私にとって、生まれて初めての経験でした。
今まで何かを学ぶという経験においては、「何かをマスターした」という感触がありました。
こんなにも、「いったい私は何を学んだのかが分からなくなる」という体験は、不思議な経験でした。
その時の私は、きっと左脳で理解しようとしていたのだと思います。
ただ、時々ペアになって行うコンサルテーションの実習が、よく分からないながらも楽しかったように思います。
一緒に参加している皆が選ぶボトルが、私が全く目にとまらないボトルだったりすると、「それらのボトルは、私が今までボトルセットの中にあったことにさえ、全く気づかずにいた」と、とても興味深いと思いました。
昔から、「人は色々、十人十色」という言葉があるように、本当に人はそれぞれだと思いました。まさに「百聞は一見にしかず」という体験でした。
そして私の内側に、もっと知りたい、もう少し理解したいという小さな好奇心の芽が芽生えていました。
To be continued…
*追記:
『鶏に育てられた鷲の子供』の話
鷲の子供は、空高く飛んでいる鷲を見て、いつもいつも思っていました。
「鷲は、いいなあ。空を自由に飛んで。でも僕は鶏だから空を飛ぶことなんてできない。」
鶏の仲間達は言いました。「ここにいれば、安全だし、人間がいつも食べ物をくれる。何も不自由はないよ。」
あなたは、これを読んで何を思いますか?