Over the Rainbow 〜7色の架け橋〜

立和田 環(Tamaki Tachiwada)

株式会社ヒューマンクリエイティブアカデミー代表
外資系企業においてマーケティングコンサルタントを経験後、イメージコンサルタントとして活動。『人と色』との関わりを数年にわたって探求し、『オーラソーマ』と出会う。
その後、イギリスオーラソーマアカデミー公認講師として10年以上に渉り全国のオーラソーマ・プラクティショナー(開業セラピスト)の育成に携わり、現在は、マイク・ブース学長の代理として、日本におけるオーラソーマ・ティーチャートレーニングLevel 1コースを教える講師でもある。
また、アメリカにて『神経言語プログラミング(NLP)』トレーナーの資格取得。

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My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅢ.

2019 年 2 月 26 日

§ 変容の旅 §

かつては、ボトルを使うことに抵抗していたにもかかわらず、今では、まるで食事をすることと同じように、毎日の習慣として年間約30本以上、自分であるエネルギーを、自分にチャージしています。自分自身を生きるために。

それは、今も尚、最初のボトルを使ったことから始まった、『私自身を思い出していく変容の旅』をしているようです。

当時は、現在のようには、使いたいと思うボトルをすぐに手に入れることができない時代でしたので、毎日少量をゆっくり使っていました。
少量だったせいか、ボトルを使うことによる変化のようなものは、よく分からず「これで一体どうなるのだろう?」と半信半疑でした。
ただ、髪の生え際や首の辺りに使うと、頭がリラックスするような感じがありました。

良くあることかもしれませんが、最初はボトルを使うことに対して、すぐに結果がでるような、何か期待のようなものがあったのかもしれません。

最近では、当時の私の状態をすっかり忘れていましたが、昔は主人からよく言われていたのが、「いつも考えてばかりだね。」だったように思います。
私はとても慎重なところが有り、いつも座って色々考えていました。私の頭の中はいつも忙しく、何か行動を取る前に考えすぎて疲れていました。

主人は、座って考えることは一切なく、動きながら考える人なので、行動と思考が同時に動くようです。
結婚して35年以上になりますが、未だにたった一度も、座って考えていたり、何もしないでぼ~っとしている主人を見たことがありませんし、想像もできません。
動いているか寝ているか。まるで「ON」「OFF」のスイッチがあるようです。

私と極端に真逆の主人が、ある日、私が色々悩んで考え込んでいた時、そんな私を見て一言。
「いいね。暇そうで。」
「暇じゃない。忙しいのよ。」と私。
「でも、さっきから何もしないでただ座っているだけだよ。」
「・・・。」

実は、この文章を書きながら昔の自分を結構懐かしく思っています。
今は、そんな状態から自由になれて本当に良かったと思っています。

そして、私の中で起こった最初の大きい変容に気づいたのは、ボトルを使い終わって暫く経ってからのことでした。

To be continued…

日時 : 16:56 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅡ.

2019 年 2 月 18 日


◆New Bottle「B116 Queen Mab」
早速本日から、2月15日(金)よりご注文を頂いた順に、皆さまのところへ届きます。お楽しみに!

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅡ.
§ レベル3(アドバンス)コース §

次の年の春、私はレベル3(アドバンス)コースに参加しました。

レベル3コースにおいてのティーチャーの第一声は、「レベル3(アドバンス)コースは、まだ完成していません。」でした。
「完成していない?…」
そして続けてティーチャーが言った言葉は、「まだ世界で初めて開催された第1回目のティーチャーレベル3(当時は、ティーチャーレベル4)に参加して、帰ってきたばかりなので、私もまだよく理解できていません。」でした。

今現在の私なら、その時のティーチャーの状況がとてもよく理解できます。ある意味では、本当に正直な方でした。
ですが、その時の私は、オーラソーマシステムが、『変化し、成長し続けるシステムである』ということについての理解が、全くよく分かっていませんでしたので、「まだ完成していません。」という言葉は、衝撃的でした。完成していないコースに、私は参加している???

レベル3の私の記憶では、絵を描き(マインドマップ)、コンサルテーションの実習(きっとオブザーバーエクササイズだったのでしょう。)そして、今ではオーラソーマシステムのコアからは外れましたが「Tree of Life」でした。

当時ボトルは、B94まででした。
つまり、当時はまだ「Outward Journey とReturn Journey 」の発想はありませんでしたので、「Golden Thread」を繋ぐとき、B79~B94の計16本のボトルは、場所が決まっていませんでした。私が「置き場所の決まっていないボトルはどうすればいいですか?」と質問をすると、「自分の置きたいところに置いてください。」というティーチャーからの返事でした。
「・・・・。」
それは、当時の私にはなかなか理解し難い状況でした。
そして、その時に思ったのは、「まだ完成していないのなら、コンサルテーションでは使えないなあ。」ということでした。

ただ、よくわからないながらも、「これが理解でき、使いこなせるようになったら、すごいことかもしれない!」と、なぜかとてもわくわくしている自分がいたことも、はっきり覚えています。

そして、その時の私の予感は的中し、今現在マトリックス「時を通してのカラーコード」として、「RNAとDNAの暗号を紐解く」オーラソーマカラーケアシステムに発展し、オーラソーマコンサルテーションにおいて、言葉では言い尽くせないほどの奥深さによって、多くのクライアントの皆さんの自分自身に対する感動の瞬間に立ち会うことができる喜びを、日々感じています。

To be continued…

日時 : 15:28 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅠ.

2019 年 2 月 12 日


2月9日~11日エッセンシャルズプレゼンターコースを開催しました。
このコースによって、オーラソーマシステムのエッセンス(本質)や参加された皆さん自身にとっての感動の瞬間を一緒に体験できたことに感謝します。

My history with Aura-Soma:Chapter ⅩⅠ.
§ 小さな手提げ金庫 §

レベル2を修了した私は、まず小さな手提げ金庫を購入しました。
メイクアップ&イメージコンサルタントの仕事の収入とは分け、まずはコンサルテーション料を管理するための小さな金庫です。それは、販売されていた中で、一番小さな手提げ金庫でした。

現在は、有料でコンサルテーションを行うために、まずプラクティショナー登録をします。
その頃は、現在のようにプラクティショナー登録システムがスタートする以前でしたので、
いつからコンサルテーションを始めるかにおいては全く自分次第でした。

日本にはまだティーチャーが一人も存在していませんでしたので、コンサルテーションにおいてどのように行えばいいのか尋ねる人もいなく、私自身も何が分かっていて、何が分からないのかも、全く分からない状態でしたので、とにかくまずはコンサルテーションをやってみようと思いました。

わずかな回数でしたが、コンサルテーションを行う度に、その小さな金庫にわずかなコンサルテーション料金が入ります。金額は少なくても何だか楽しくて、コンサルテーションの度にその小さな金庫を持ち歩いている私を見て、主人が一言。
「なんだか、おままごとをしているみたいだね。」
私も実際そんな気分だったかもしれません。

コンサルテーションをする度に、どんどんいろいろなことが分かってきました。私にとって、まさにクライアントの皆さんが先生でした。もちろんスムーズに行かないこともありましたが、それらも含めてとてもいい経験でした。
人間という存在の深みと可能性、そしてオーラソーマシステムの奥深さがだんだんと理解できてきていました。

ある時、主人がそんな私を見て言いました。
「何だか楽しそうだね。」
私は、「ま~あね。」と一言。

後から聞いたのですが、その頃から私の楽しそうな様子を見て、私がオーラソーマを続けていることに、安心してきていたそうです。
そして、私が、オーラソーマについて、あの時以来全く何も触れないので、気になって私のことを観察していたそうです。

何年か経ってから、主人に聞いたことがあります。

(私)「最初の頃、私がオーラソーマに関わることに対して、なぜ反対をしなかったの?」

(主人)「どうせ反対をしてもやっていたでしょ。」

(私)「もちろん。」

でもその時点では、さすがの主人も、まさかオーラソーマが今現在のように、人生を通して関わっていく仕事となることは、想像もしていなかったことでしょう。

To be continued…

日時 : 13:56 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅹ.

2019 年 2 月 4 日


§2度目のコンサルテーション§

レベル2コースに参加して、レベル1でよく分からなかったことが少しはクリアになると思っていたのですが、その期待むなしく私の頭の中にクエッションマーク「?」が益々増えてしまいました。

ただ、よく分からない中でも、レベル2コースを受講したことで、最終的には「オーラソーマシステムが古代からのあらゆる叡智のシステムとつながっている。」ということは、はっきりと分かりました。それは、オーラソーマシステムの奥深さであり、バランスのとれた唯一無二のシステムであるという感覚でした。

レベル2が終了した次の日、私は2度目のコンサルテーションを受けることにしました。
コース中に私が選んでいたボトルは、ほぼ全て下層がクリアのボトルでしたが、その時のコンサルテーションで選んだボトルは、今度は下層が全てディープマゼンタのボトルでした。

そしてその時のコンサルテーションにおいてのキーワードは「孤独」という言葉でした。
例によって例の如く、私はティーチャーに対して、反論をしていました。
「いいえ。私は全く孤独ではありません。友達などいつもたくさんの人に囲まれていますので。」
その私の言葉に対して、ティーチャーが言った言葉を、今でもはっきりと覚えています。
「友達がたくさんいることと、孤独ではないということとは、イコールではない。」
「・・・?」
私は、ティーチャーが言ったこの言葉の意味が、すぐには分かりませんでした。
ただその時、私の中で大きく変化したことは、「ボトルを使ってみよう。」と思えたことでした。

それまでの私は、理想の自分になるために一生懸命に頑張っていたと思います。でもまだなかなか理想の自分には到達していませんでした。「こんなに頑張っているのに・・・。」

正直に言うと最初は、「たかがボトルを使ったぐらいで一体何か変わるというのだろう。」と思っていました。

ところが、その時、全く何をどうしていいのか分からなくなっていた為に、私の中で突如、逆転の発想が生まれたのです。
「今まで理想の自分のためにこんなに努力をしてきたのに、まだまだ何かが足りない。でも、もし、ただボトルを使うだけで、私の中の何かが変化する可能性があるのであれば、一度使ってみよう。」

そして、私は二番目に選んでいたB78:Violet/Deep Magentaのボトルを使い始めました。

今振り返って、その時「とにかくボトルを使ってみよう!」と思った自分を褒めてあげたいと思います。

To be continued…

日時 : 18:17 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅸ.

2019 年 1 月 29 日


§レベル2コースに参加§

レベル1を修了し、何ヶ月か後にレベル2コースに参加しました。
参加の動機は、レベル1コースではあまりよく分からなかったので、レベル2コースに参加すれば少しはクリアになるのではと思ったからでした。

レベル1コースにおいて質問に対するティーチャーからの返答が、ほとんど「直感です。」だったことに対して、次のレベル2コースの間ティーチャーは、何回も「私もよく分かりませんが、・・・。」と言っていたような気がします。
その言葉を聞いて、その頃の私の中の厳しい側面が顔を出しました。「分からない状態で教えるという状況が理解できない!」コース料金は、確か23~5万円位だったと思います。それでも何かをマスターできるのならまだしも、これは一体どういうことなんだろう。
私の中の論理的思考がまたもや音を立てて崩れていきました。

そんな中でも3つの傾向の「各色に含まれる原色の比率」のところは、具体的には今ひとつよく分かりませんでしたが、数字が好きな私としては、なんだか面白いと感じたような気がします。
「古代の知恵」のセクションについては、全く何が何だか分かりませんでした。
今でも記憶に残っているのが、当時はもちろんテキストがありませんでしたので、「ヨガの見地」(当時の私は、「ヨガ」という言葉を聞いたことがありませんでした)イダ、ピンガラ、スシュムナの3つのエネルギーの螺旋の流れを、ティーチャーがホワイトボードに書いてくれたのですが(もちろん誰が書いてもバランス良く描けるものではありませんが)、3本のゆがんだ螺旋なので3色の竜巻?のようでした。
何年か経って、私がレベル2ティーチャーコースに参加の頃に、レベル2テキストができ、そこで初めて確認し、ティーチャーが書きたかった図形がやっと分かりました。
どんな状況であれ、印象に残っていたお陰でそれが解明したときに、とても理解がクリアになりましたので、今はむしろ有り難く思っています。

レベル2コースに参加していた頃は、私自身も人生の中で方法性を見失っていたときでした。自分の好きな仕事をやっていて何かに不満があったわけではなかったのですが、何だか分からない空虚感のようなものがあったように思います。
そしてコース中選んでいたボトルは、毎日ほとんど下層がクリアのボトルばかりでした。

そしてコース最終日、ティーチャーからあるお知らせがありました。
「昨日、新しいボトルが誕生したという連絡がイギリスから届きました。ペールブルー/ペールイエローのボトルで、そのボトルの名前は、Archangel Michael です。」

「ボトルが誕生した???」
それは、ボトルが誕生するという事実を初めて聞いた瞬間でした。

そして、その時誕生したこのボトルは、現在の私の三番目「今ここ」のボトルです。

To be continued…

日時 : 16:35 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅷ.

2019 年 1 月 21 日


§最も難しい相手§

それは、レベル1コースでの練習以外で全く初めてのコンサルテーションの経験でした。
この時の主人の心情は、きっと高額であろうボトルのセットをいきなり目にして、「一体全体、何を始めたのか!」と、もしかしたら心配だったのかもしれません。
今にして思えば、その時点でコンサルテーションを行うこと自体が、主人にとって心地いい状態ではなかったと思います。私はそんなことに全く気に止めることもなく、ただコンサルテーションというものを試してみたかったのです。

そんな状態でも主人はボトルを選んでくれました。そしてその時主人が選んだボトルは、一番目B54:クリア/クリア、二番目B71:ピンク/クリア、三番目B73:ゴールド/クリア、そして四番目はB86:クリア/ターコイズでした。

その頃まだ30代だった主人は、何種類かの飲食チェーン店を経営し、毎日毎日かなり忙しく働いていました。
その数年前から時代はバブル景気を追い風に、30代半ばには想像以上の成功を収めていました。
今よりも収入があったとはいえ、決して毎日が充実している様子ではありませんでした。そしてかなりのストレスの中にいたようでした。
その後、バブルが崩壊し、まだ会社に余裕がある内にと、一早く次の新しい方向に目を向け、いろいろ挑戦していましたが、これといった手ごたえがない状態のようでした。
主人にとっても人生の大きなターニングポイントにいたのではないかと思います。

そういった状況を分かっている私は、コンサルテーションを平常心で行うつもりではありましたが、そこは何と言ってもまだレベル1を修了したばかりの未経験者で、今では、たくさんの経験から、オーラソーマコンサルテーションでは、こちらが何かを言うというよりも、クライアントの話を傾聴する事が大切であるということを深く理解していますが、当時は、どのようにしたらいいのかよくわからず「この色が持つ意味は・・・。」といったように、ボトルについての説明のようなことをしていました。

そして一番目や二番目のボトルについて話をした時、主人から出た言葉は、
「そんなこと、今の状況を知っているからそう言っているんでしょう。」
と言われ、それでもくじけず、三番目と四番目のボトルは、言葉に気をつけ更にポジティブな言葉を続けました。
それに対しても主人は、
「結局自分がそうなってほしいと思っていることを言っているだけでしょう。」
「・・・・・・・・・。」返す言葉もありませんでした。

その時、私は心の中で決めました。
「もう二度と主人には、私からオーラソーマの話をしない!!」

それから約2年間というもの、私は本当にオーラソーマについて一言も主人に話すことはありませんでした。

To be continued…

日時 : 20:01 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅶ.

2019 年 1 月 14 日

§カラーボトル(イクイリブリアム)セットが我が家に届く§

レベル1を修了し、まず私が取った行動は、イクイリブリアムボトルセットをオーダーすることでした。

ボトルセットを購入して、その後どうするかというプランは全くありませんでした。まずはボトルセットがなければ何も始まらない。と心のどこかで思ったのかもしれませんが、あまり深く考えず、とにかくボトルセットが欲しかったのだと思います。
ボトルセットは、当時メイクアップスタジオ(スクール)として使っていた現在のセミナールームにセットすることにしました。

暫くしてボトルセットが届き、いっしょにボトルスタンドもオーダーしていましたので、わくわくしながら、すぐに会議用の長テーブルに白いテーブルクロスを掛け、ボトルをボトルスタンドに並べていきました。

ボトルをお持ちの方でしたらお分かりになると思いますが、スタンドにボトルを並べることが、なんとも言えないわくわく感がありました。

ボトルをセットした後、すぐに自分のボトルを選んだり、レベル1で学んだカラーローズをセットしてみたり、補色のボトルを確認したりしながらとにかくボトルと共に遊んでいたことを覚えています。

そうこうしている内に、主人がやってきました。

そういえば、私はその時まだ主人にオーラソーマを学んでいることを何も話していませんでした。それは、オーラソーマに限らず、今までも何かを学び始めるとき、特に始める前に主人に話してから始めるということはなかったように思います。
秘密にするということでもなく、自分自身の事なので自分の責任で決めて行動していただけでした。

ただ今回は、主人が最初に目にしたのがメイクアップ教室に並んだ非常に存在感のあるボトルセットだったので、さすがに目を丸くして驚いていました。
「一体これは何!!?」

「私が今度始めたことなの。」
と答え、それまでボトルで色々遊んでいた私は、コンサルテーションをしてみたいと思っていたので、丁度いいところへ来たとばかりに早速主人にボトルを選ぶように言いました。

これが私にとって、その後の数え切れないほどのコンサルテーションの経験の中で、最も難しいクライアントになるとは思いも寄らず…。

To be continued…

日時 : 17:35 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅵ.

2018 年 12 月 17 日


§よく分からなかったレベル1コース§

私のレベル1コースの記憶は、ティーチャーがティーチャーワークブックに書かれているボトル1本1本の説明を読んでくれるものを、ただひたすら書いていたように思います。
今では、それが現在「イクイリブリアムキーノート」としてオーラソーマコースに参加すると手にすることができるものが含まれています。
そして時々そのボトルについての体験談を話してくれました。その時話してくれた体験談は、今でも記憶に残っているものが幾つかあります。また、『鶏に育てられた鷲の子供』の話は、とても興味深かったです。

そしてさすがに4日目になると、ボトルの説明を書き留めることに手も疲れてきて、できればティーチャーが読んでいるその資料を、書き留めるのではなく、コピーをしてほしいと思うようになったことをはっきり覚えています。

そして私にとって何よりも衝撃的なことは、ティーチャーの説明で理解できない事に対して、私が質問をすると、どの質問に対しても全て答えが「それは直感からです。」でした。
「えっ?」
その答えは、日頃から物事を論理的に捉え、解釈し、理解してそしてそれを誰でもが理解できるようにわかりやすく話すという習慣が身についている私にとって、生まれて初めての経験でした。

今まで何かを学ぶという経験においては、「何かをマスターした」という感触がありました。
こんなにも、「いったい私は何を学んだのかが分からなくなる」という体験は、不思議な経験でした。
その時の私は、きっと左脳で理解しようとしていたのだと思います。

ただ、時々ペアになって行うコンサルテーションの実習が、よく分からないながらも楽しかったように思います。
一緒に参加している皆が選ぶボトルが、私が全く目にとまらないボトルだったりすると、「それらのボトルは、私が今までボトルセットの中にあったことにさえ、全く気づかずにいた」と、とても興味深いと思いました。

昔から、「人は色々、十人十色」という言葉があるように、本当に人はそれぞれだと思いました。まさに「百聞は一見にしかず」という体験でした。

そして私の内側に、もっと知りたい、もう少し理解したいという小さな好奇心の芽が芽生えていました。

To be continued…

*追記:
『鶏に育てられた鷲の子供』の話

鷲の子供は、空高く飛んでいる鷲を見て、いつもいつも思っていました。
「鷲は、いいなあ。空を自由に飛んで。でも僕は鶏だから空を飛ぶことなんてできない。」
鶏の仲間達は言いました。「ここにいれば、安全だし、人間がいつも食べ物をくれる。何も不自由はないよ。」

あなたは、これを読んで何を思いますか?

日時 : 21:19 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅴ.

2018 年 12 月 10 日

§「ボトルを使う?」§

「あなたはあなたのままでいいのです。」という言葉は、今でこそ、とても素敵な言葉で、よく耳にするようになりました。
ですが、当時の私は、生まれてから一度もその言葉を聞いたことがありませんでした。
20世紀は、そういう時代だったと言ってもいいかもしれません。

そしてその言葉の意味が分からないまま、コンサルテーションの最後に「あなたはどのボトルを使いたいですか?」と聞かれました。
「ボトルを使う?」「何のために?」「ボトルを使ったぐらいでどうなるというの?」
私は、心の中でつぶやいていました。
そこで私は、「ボトルを使うことに興味はありません。」と答えました。
でも、ティーチャーは、ボトルを使うことを強いるわけでもなく、「わかりました。」と、何も動揺することもなく、にっこりと微笑んでいました。

その時のティーチャーがもし日本人だったら、もしかしたら私は“No”が言えないまま、適当にボトルを選び、ボトルを使う意味が分からないまま、ただ飾っておくためだけに購入していたかもしれません。

イギリス人なので曖昧な言い方ではなく、“No”をはっきりと言ってもいいと思いました。そして“No”を言う私を尊重し、受け入れてくれたことに、今でもとても感謝しています。

私にとってとても幸運だった事は、この時のコンサルテーションでの経験が、今現在の私のコンサルテーションにこの上なく役に立っていることです。
そして私は、次の日から始まるレベル1に参加し、オーラソーマにおける私の人生が始まりました。

To be continued…

日時 : 19:31 パーマリンク コメント (0)

My history with Aura-Soma:Chapter Ⅳ.

2018 年 11 月 26 日


§全く訳がわからなくなったコンサルテーション§

生まれて初めてのコンサルテーションの衝撃の内容は、今も記憶にあります。

ボトルを選ぶのに時間がかかった意味も、その時の私が、人生の大きなターニングポイントであり、そしてそれを私は自分自身に知らせようとしていたことが、今の私には全てを紐解くことができます。
ただ、その時のイギリス人の先生の言葉は、私にとって衝撃的なものでした。言葉の内容が全く理解できず、当時の私には、私に何か問題があると言われているかのように聞こえてしまいました。これには私の受け取り方の習慣がそうさせたのかもしれません。

私が子供の頃の教育は、何が自分の問題なのかを見つけ、その問題を解決していく必要があると私は受け取っていました。

当時の私は、自分には何も問題はないと思っていましたし、問題がないように生きていました。
それにも関わらず、何か問題があるように聞こえた私は、「言われたことは私には全く記憶にありません。」と答えると、「人間は、覚えていたくないことに対して記憶を消すようになっている。」と言われ、思わず「では記憶にないことに対して、どうしたらいいのですか?」と尋ねた私に対して、「何もする必要はありません。あなたはあなたのままでいいのです。」
と言われました。
「??????????????。」

そして、「それでは、今と何も変わらないし、解決もしないではないですか。」との私の返答に対して、「あなたはあなたのままでいいのです。」と言う例え話を何度もしてくれたように思いますが、一切その言葉は私の耳に入ってきませんでした。

To be continued…

日時 : 13:11 パーマリンク コメント (0)