1)「熊野古道・千年の歴史:聖なる旅」
2008 年 4 月 30 日 水曜日
2008年4月、当校主催にてオーラソーマ聖なる旅が開催されました。
オーラソーマ・アカデミー学長のマイク・ブースやイギリス本社スタッフ、オーラソーマ・プロダクト社社長のポール・ディッカー氏も参加され賑やかな旅となりました。
千年もの古代から天皇の伊勢神宮への参詣道として開かれた歴史があります。その後、多くの人々が伊勢神宮への参詣を行うようになりました。江戸時代には多くの人が行き交い最盛期を向かえました。明治維新以降街道の整備や幹線道路の発達により熊野古道は忘れ去られて行きました。参拝をする人も少なくなりましたが近年熊野古道を蘇らせる運動が始まり世界遺産に登録がされてからは見直されてきています。
オーラソーマにとって聖なる旅は内なる存在との繋がりを観ていくことやオーラソーマの理解を深める上で特別な意味を持ちます。イギリスのアカデミーも毎年「グラストンベリーツアー」や様々な地域で開催され多くの国のプラクティショナー、ティーチャーがその地域の平和と安定をエネルギー的レベルでもたらし続けています。
今回は和歌山県、南紀白浜を拠点に千年の歴史を感じながら熊野古道を熊野本宮から熊野速玉大社、熊野那智大社を巡る旅となりました。陸の道とは別に川の道も存在し熊野本宮から熊野速玉大社への舟下りは特別な体験となりました。中州の島でのポマンダー、クイントエッセンスのワークに加え大きな岩の上での瞑想は内なる存在に気づきを齎すには有意義な一時となりました。
夜には地元の円月太鼓の保存会の方々の協力での演奏を聴き、特別に数種類の太鼓の体験もできたことは太鼓の音(波動)を通して魂に共鳴を与え旅の終焉に花を飾ることとなりました。世界遺産に登録された「熊野古道」は永遠の歴史をこれからも刻んで行くことでしょう。